ソーシャルレンディングで損失を絶対に出したくない!

ソーシャルレンディングにおける損失の定義

ソーシャルレンディングにおける損失といえば、要は、元本割れのことですよね。
ソーシャルレンディング投資が一番嫌がるのは、これですよ。

このため、本記事においては、
ソーシャルレンディング投資の損失=元本割れ、と定義させてもらいます。
いうなれば、ちょっとした延滞くらいは許容する、という考え方で、本記事は書きますね。

外貨建てのものはさける。

たとえばクラウドクレジットのファンドに出資するとき、
期待利回りだけなら、
確かに、外貨建てファンドのほうが、条件がいいんですよね。
ただし、外貨建てファンドの場合、
たとえ、現地通貨ベースでは、ファンドの運行がとてもうまくいっていたとしても、
最終的に日本円に換算したときに、
損益がマイナスとなってしまった、というケースが、あり得ます。
もしも本気で損失リスクを出来るだけ小さくしていきたいなら、
外貨建ては、避けるべきでしょうね。

不動産担保を過信しない

なんとなく安心してしまいがちな、「不動産担保付ファンド」ですが、
過信は禁物です。
担保評価額なんて、いざというときはあてにならないケースも、少なくありません。
例えば、不動産マーケットが冷え込んでるとき。
好調時であれば1億円の評価の物件が、7千万に下げても、5千万に下げても、売れない、なんていうことは、
可能性論で言えば、ゼロではありません。
さらにまずいのは、
ソーシャルレンディング業者が担保評価を算出していて、これが大甘というケースですね。
こういうのは最悪です。
だから、不動産担保付だからといって、安心しすぎは禁物なんです。

高利回りすぎるのは危ない。

よく考えてみてください。
たとえば、投資家向けの期待利回りが10パーセント、というファンドがあるとします。
これに、ソーシャルレンディング業者も、自分の手取り(=営業者報酬)を上乗せします。
すると、借り手企業が支払う借入金利は、
下手したら、15パーセント前後となります。

そんな利回りで資金融資を受ける会社、ちょっと、危ないと思いませんか?

やばそうなソーシャルレンディング業者にはそもそも口座開設しない。

一度口座開設しちゃうと、
「せっかく口座も開いたんだから、ちょっとだけでも、投資しておくか」
となりがちです。
これが危ないんです。
ソーシャルレンディング投資の場合、1つのファンドからの利回りは、ある意味、たかが知れてます。
それに対し、
やばいソーシャルレンディング業者の変なファンドに出資した場合、
下手したら、全損の可能性もあります。
コツコツ積み上げてきた利益が、吹き飛ぶ可能性もあるんです。

だから、変なソーシャルレンディング業者には口座を開かないこと。
これが、意外と一番大事だったりします。